今日は何もしない一日にすることにして、午後いっぱい街にも下りず、拾ってきた木の枝を削っていたり、手紙を書いたりしていた。

夜は夜で、焚きびの火を眺めながら、ずっと考え事をしていた。


本当に何もしない一日だった。


そういえば、明日、日本人の女の子が何人か、ここの宿に泊まりにくるそうだ。
昨日の晩、青年協力隊のトオルさん、という人が街から上がってきていて、その話を聞いて、明日また来る、と話していた。