朝早くに船はラバウルについた。泊まろうと思っていたラバウル・コミュニティー・ホステルが開くまでまだ時間がある、ということで港の近くのピーターの家に連れていってもらった。びっくりした事に、ピーターはすでに結婚していて、奥さんがいた。あまりしゃべらないのだけれども、よく笑う、かわいい奥さんだった。小さな家だったけれども、幸せに暮らしているようだった。庭の木にラオラオという果物が生えていて、2つほどもらった。こんなにうまい果物は初めてだった。


ピーターにコミュニティホステルまで連れていってもらい、「12時頃にまた来て、街を案内してやるから」と言ってピーターは戻っていった。2時頃まで待ってみたけれども、ピーターがやってくる様子がなかったので波止場に行ってみるも、彼の様子はなかった。船の中に置き忘れていたシャツだけ持って帰ってくる。


外を散歩をしようと思ったけれども、雨が降っていたので外に出る気がしなかった。宿の食堂で晩御飯を食べて、8時過ぎにもうベットに入る。